各ナンバーの特徴

【1ナンバーの費用は?】自動車税・保険料・車検・重量税などを総まとめ

1ナンバー

1ナンバー 費用 区別

 

車のナンバーは1〜5ナンバーがあります。

自動車はナンバーの違いによって維持費が大きく変わります。

例えば1ナンバーと3ナンバーだけでも維持費が異なります。

 

自動車税や重量税の税金、車検費用、自賠責保険、任意保険がどのようになるのか、メリットがデメリットがあるのか、またどのような車が1ナンバーになるのか気になるところでしょう。

この記事では車の1ナンバーについて解説します。

 

車の1ナンバーとは?

車のナンバーは国土交通省が決めています。

国土交通省のナンバープレート

ナンバープレート 国土交通省 説明

画像引用元:国土交通省

 

車のナンバーはナンバープレートを見ればわかるようになっています。

上記の画像は「品川500」となってますね。

この場合車のナンバーは5ナンバーです。

1ナンバー:普通貨物自動車

2ナンバー:普通乗合自動車(バス)

3ナンバー:普通乗用自動車

4ナンバー:小型貨物自動車

5ナンバー;小型乗用車or小型乗合自動車(バス)

このように区分されています。

一般ナンバーは3ナンバーや5ナンバーです。

 

車はこのように「普通車」か「小型車」、「乗用」か「乗合」で分かれています。

 

どのような車に1ナンバーをつけるのか

普通貨物自動車

普通貨物自動車

 

1ナンバーの分類は「普通貨物自動車」につけられます。

自動車の分類は道路運送車両法が定める自動車の種別です。

長さ:4.70m

幅:1.70m

高さ:2.00m

排気量:2,000cc以下

以上の枠を超えるものが「普通自動車」です。

 

貨物自動車の区分は以下の通りになっています。

・荷室を最大にした場合荷室の床面積が1m2(平方m)以上である事

・荷物の積卸口の開口部は縦横800mm×800mm以上かつ、鉛直面が0.64m2(平方m)以上であること。

・座席と荷室との間に適当な隔壁又は保護仕切等を備えたものであること。

・座席を最大に利用した場合に残された荷室の床面積が座席の床面積より大きいこと

・同様の場合に荷室に積載できる貨物の重量が座席に乗車できる人員の重量よりも大きいこと

以上の条件を満たせば「普通貨物自動車」として1ナンバーが交付されます。

 

ワシ
1ナンバーをつけている車の多くは大型トラックですよ。

 

1ナンバーは普通免許で運転できる車とできない車がある

大型トラックが多い1ナンバーの取得には大型免許が必要だと思われている人が多いですね。

 

道路交通法では普通免許で運転できる車両は以下の通りです。

・車両総重量5,000kg未満

・最大積載量3,000kg未満

・乗車定員10人以下

このように規定されているため車体の大きさやナンバー登録の区分は関係ありません。

その代わり一つでも超えてしまうと普通免許では運転できなくなります

 

1ナンバーの税金や車検・保険料など維持費用について

1ナンバーの維持費用を紹介します。

・自動車税

・重量税

・自賠責保険

・任意保険

以上の費用について解説します。

 

1ナンバーの自動車税は年間16,000円です。

1ナンバーの自動車税は年間16,000円です。

3ナンバーや5ナンバーの一般的な乗用車は排気量によって税金が異なります。

しかし、1ナンバーや4ナンバーの貨物自動車の自動車税は一律です。

 

1ナンバーの重量税

重量税は年式によって異なります。

今回は13年を経過していない車両のみをお伝えします。

重量税は車検の時に支払うものです。

 

貨物車は新車から2年後でそれ以降は毎年車検を受けます。

《1ナンバーの重量税》

〜2トン:6,600円

〜2.5トン:9,900円

〜3トン:12,300円

〜4トン:16,400円

 

1ナンバーの自賠責保険

自賠責保険の保険料は車検時に合わせて支払います。

1ナンバーの車検は毎年あるので支払い回数が多いです。

《例 トヨタ ランドクルーザーガソリン車の自賠責保険》

1ナンバー:48.080円(24,040×2年)

3ナンバー:27,840円

ワシ
一回の保険料に差はあまりありませんが車検ごとに必要になることがデメリットです。

 

1ナンバーの任意保険

任意保険の保険料は自動車の使用状況や条件によって大きく変わります。

そのため、任意保険の保険料は一概には言えないものなのです

ここで注意して欲しいのは1ナンバーの任意保険のは通常の場合に比べると高くなる場合があります。

 

1ナンバーは「貨物自動車」なので保険は家庭用ではなくて事業用の扱いになりますので高くなります

等級の継承はできなくて運転者の年齢割引もありません。

人気車種の場合は盗難にあう可能性が高いことから車両保険をつけられない場合があります。

また、人気車種の場合は任意保険が3ナンバーの5割ほど高くなる可能性があります。

ワシ
税金面では優遇されているので保険の面は仕方ないと考える方がいですね。
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1ナンバーのメリットやデメリット

1ナンバーの車には税金が安いと言うメリットがあります。

任意保険の保険料金が高くなると言うデメリットがありますね。

1ナンバーのメリットとデメリットについて解説します。

 

1ナンバーの維持費は3ナンバーよりも安い

1ナンバーの維持費は3ナンバーよりも安いです。

ここまで税金や保険費用を紹介しましたが税金が安く保険料が高くなる可能性があるものでした。

 

1ナンバーと3ナンバーの2年間の維持費を比較します。

《例 トヨタ ランドクルーザーガソリン車》

1ナンバー 3ナンバー
車検費用 83,600円 42,800円
重量税 24,600円 41,000円
自動車税 32,000円 176,000円
自賠責保険 48,080円 27,840円
合計 188,280円 286,640円

 

 

このように1ナンバーと3ナンバーとでは2年間の維持費が98,360円も違いますね。

自動車税が優遇されていることが大きいです。

ワシ
維持費が安い方が良いと考えるなら1ナンバーがお得です。

 

1ナンバーは高速料金が割高。値段は?

1ナンバーのデメリットとしては高速料金が割高になることです。

1ナンバーの「普通貨物自動車」は高速道路の車両区分では中型車になります。

普通車の区分になる3ナンバーと比較すると高速道路の料金が割高になるということです。

 

高速料金の例

普通車⇒ひたちなか~川口JCT(140.3km):4380円

中型車⇒ひたちなか~川口JCT(140.3km):5200円

大型車⇒ひたちなか~川口JCT(140.3km):7160円

上記のように約150kmの道程で高速料金を比較すると、

□:中型車と大型車で約1.27倍

□:普通車と大型車で約1.38倍

 

高速に乗って通過すると自然に掛かってしまう料金です。

これはやはり高速道路に乗っていて、事故が起きるリスクによる保険料や税金の徴収など色々な要因が左右して大型車は高速道路で料金が高くなってしまうんだと思います。

 

まとめ

1ナンバーである大型車について今回は記載しました。

1ナンバーは大型トラックや普通貨物自動車の分類になりますが、種類は様々です。

TOYOTAのランドクルーザーやキャデラックのエスカレードなども1ナンバーにするか3ナンバーにするかで維持費も変わってきますね。なので、1ナンバー登録する人も多いですが

 

その場合は…

座席を外す必要

車検が1年ごとにある

トラック用のタイヤに換える

など手間があります。

 

1ナンバーの方が維持費は安いですが、上記のようなデメリットもあります。

カモくん
r流石に自動車税が3ナンバーの方が1ナンバーよりも10倍くらい高いのは考えてしまうよ。(3ナンバー:1年88000円 1ナンバー:1年約8000円)

普通車の場合は悩みどころですね。

車両価格も500万~1000万近く、中々の出費。

大型トラックの2000万近い買い物に比べれば安いですが、いずれにしても1ナンバーは大きい分費用のデメリットは大きいです。

 

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