今乗っている車を10年以上乗っていたり、10万キロ以上走っていてる状態で車を買い換えようとお考えですね。
今の車は廃車になると思ってませんか?
ちょっと待ってください!
あなたが廃車と思っている車でも下取りで値段がつく可能性が有ります。
廃車にするばいで抹消するとなると費用がかかってしまいます。
この記事では廃車と思っている車でも下取りで値段がつく可能性について解説します。
※目次です※
廃車と下取り0円は違うもの
それでは廃車と下取りの違いについて解説します。
まず大前提に廃車と下取りは全くの別物です。
今の車を廃車だと思って廃車にするのか、下取りをしてもらうのかどちらかで悩んでいる場合はこの違いについて知っておきましょう。
廃車と下取りは違うものと考えるべき
廃車と下取りは全くの別物と考えてください。
廃車は単純に車を手放すことになります。
下取りは新しい車を購入するための費用と交換になります。
下取りの場合は新しく購入する車の代金の一部に当てることができるということです。
二つの共通点をあげるのならどちらともお金がかかる場合があるということです。
廃車ではその車を処分してもらうことになりますのでその手数料がかかります。

下取りでは本来売る行為とはいえ、その車を買い取るだけの価値がなければ業者は廃車にするしかないので廃車代行費用を請求してくることになります。
また、事故車や故障車、不動車と何らかの問題がある車は下取りに出すにはほぼ不可能と考えた方がいいでしょう。
なぜなら下取りをするディーラーの仕事は車を売ることが本来の仕事で、廃車認定された車をリセールするノウハウやルートを持っていないからです。
廃車は買取が一番良い。思ったよりも高く売れるケース(例)
廃車になる車で最もいい手段は買取専門業車にお願いすることです。
自分で廃車にする場合や下取り業者で廃車にすると言われた場合は費用がかかりますが、買取業車では少額でも買取になることが有ります。
廃車判定⇒30万⇒100万
僕のGTVも事故食らった時11万キロだったしどう考えても廃車判定で査定30万程度がいいところだろうに車屋の社長がなんか頑張ってくれたらしく100万以上ついたなぁ。
— 槍 (@LANCE_gtv) July 6, 2019
17年落ちがキャンペーンで20万円以上の値が付いた
衝撃だったのは、17年乗ってる今の車を「廃車代持ちだしじゃねーのか」と思いつつ査定かけたら、1社が5000円つけてくれて1月中は買取強化キャンペーンで10万円!更に頑張って20万まで出しましょう!車のコーティングサービスで付けますがここに書けないので査定額から→23万8000円まで来たことですね。
— Labrad(らぶらど) (@Labrad28) January 20, 2018
上記のように『自分では廃車だろ。どうせこのクルマは…』と思っていても意外に値段がつく例はあります。
「自分の頭だけで査定や想像をするよりもワンチャン試した方が後で後悔せず、数万円浮く可能性はどのクルマでもあり得る」ということです。

しかも、仮に買取の場合は仮に廃車になったとしても廃車代を請求されることも有りません。
廃車費用いくら掛かる?
一般的に廃車費用は解体費用+運搬費用+リサイクル料などが発生して大体2万5000円~4万円くらいするのが一般的ですが、そういった手続きもなくなります。車種によってバラバラで業者に頼んだだともっと高くなるケースが多いです。
また、買取専門業車の場合は無用でも引き取ってもらえる場合が多く、そうしてもらうことで廃車代の請求をされることが有りません。
下取りに出せる車と廃車になる車の境界線と基準
下取りに出せる車と廃車に出せる車はどのような境界線があるのでしょうか。
まだ走れると思っても廃車と認定されることもありますね。


廃車になる車と下取りで査定される車の境界線を知っておけば不満に思うこともなく納得するでしょう。
下取りと廃車の境界線は需要があるかどうか
あなたの車が廃車認定されるか下取りになるかは需要があるかどうかです。
その車を欲しいと思うような人がいるかどうかですね。
大まかな基準を紹介しますと、中古車市場の相場や実際に販売されている車を比較してどこにも販売されていないような車である場合は廃車になるでしょう。
下取り価格0円でも買取なら値段がつく場合がある
下取りで0円と査定されても、買取業車なら値段がつくケースはあります。
買取業車は様々なセールスポイントがあり、廃車にする車でも独自の販売ルートで利益を出す仕組みが出来上がっているところもあります。
車をリセールすることで利益を得ることができそうな人気の車の場合や、買取業車の代車として使えそうなどの理由もあります。
また、パーツごと高額で売りさばくノウハウも持っていたり、海外で利益を上げるような仕組みも持っています。
そのため、下取りで0円と査定されても諦めずに買取御者に相談してみましょう。
廃車の下取り相場は?
廃車になった場合はディーラーで処理してもらう場合と買い取ってもらう場合の2パターンが有ります。
廃車で抹消される時も「一時抹消」と「永久抹消」で費用が異なります。
廃車を買い取ってくれる業者もあり、その相場と合わせて紹介します。
ディーラーで廃車の抹消のかかる手数料の相場
ディーラーで廃車を依頼した場合は車の状態(動くかどうかなど)や手続き内容で手数料が異なります。
手続きの内容が「一時抹消」と「永久抹消」でそれぞれの手数料の相場は以下の通りです。
一時抹消:10,000円〜50,000円
永久抹消:10,000円〜80,000円
一時抹消の内訳は引き取り代が0円〜30,000円で書類手続き代が10,000円〜20,000円です。
この相場はレッカー代も含まれていますが、業者によっては別途でレッカー代もかかることが有りますので注意してください。
永久抹消の内訳は手数料にレッカー代が含まれている場合と含まれていない場合があります。
もしもレッカー代がかかる場合で車が動くのなら自分で運転して指定の場所まで持ち込めば節約できます。
10万キロ超えのボロボロの車でも買い取ってもらえる場合がある
10万キロを超えた車だとボロボロで廃車にするしかないと考えてしまうかもしれませんね。
しかし、買い取る業者なら買い取っておら得る例があります。
《廃車買取の相場》
軽自動車の相場:20,000円〜30,000円
カローラクラスの相場:40,000円〜50,000円
クラウンクラスの相場:50,000円〜80,000円
セルシオクラスの相場;10万円以上
もちろん上記は一例であり変動しますのであくまでも参考程度に考えておいてください。
廃車の車が買取される理由と注意点
全く動かない廃車になると言われた車を買取される理由に、もしかしたら不安を持つかもしれませんね。
何だか怪しいと思っている方も少なくありません。


廃車の車が買取される理由について詳しく解説します。
全く動かない廃車買取の簡単な流れ
動かなくて全く価値がない車でも売れる理由があります。
それは解体すると鉄の値段がつくことが理由になります。
この解体した鉄を売ることで利益が出ますので、動かなくて廃車認定された車を無料で引き取ったり買取したりするということです。
つまり、流れはこうなります
車が動かない。
↓
買取業車が引き取る。
↓
解体屋に依頼する。
↓
鉄を売って利益をだす。
鉄以外にもパーツごとに売って利益を得る手段があります。
また、個人で解体屋に依頼して鉄を売ろうとしても拒否される場合があります。
あくまでも車業界の業販価格というものです。
人気車種の場合は要注意
人気の車種の場合は要注意が必要です。
勝手に自分で価値を決めてしまいますと損をしてしまうことが多いです。
一つの買取業車で廃車だから無料で引き取ると言われても、待ったをかけてください。
その業者はオークションなどで高額に販売する可能性があります。
特に人気の車種の場合は10万キロ走っていたとしても高く買い取ってもらえるケースがありますので、複数の買取業車に査定してもらって比較するといいでしょう。
どの業者でも0円と言われてしまったら残念ながら需要がなくて売れないので無料で引き取ってもらえるところを選ぶといいでしょう。
まとめ
廃車と思った場合でも待ったをかける理由について解説しました。
たとえ10万キロ走っているからと言って自分で廃車認定しない方がいいです。
値段をつけて買い取ってもらうことができます。
下取りの場合は0円と言われてしまい、廃車として処理すると言われても買取業車の場合は値段をつけてくれる可能性があります。
大事なのはその車に需要があるかどうかです。
買取業車は下取りのディーラーには無い独自の販売ルートを持っているので、廃車の車でも買い取ってもらえる可能性があるということです。
残念ながらどうしても廃車になる場合は高額な費用がかかりますが、買取業車なら値段をつけてくらたり無料引き取ってくれることもあります。
どうしても値段がつかない場合はお金を払うよりは無料で引き取ってくれる方がお得になりますので買取業車を選ぶといいでしょう。