新車を安く買うためには今乗っている車を下取りに出したいと考えますね。
愛用した車をできるだけ高く売りたいと思いますので、その場合は事前に下取りの相場をチェックしておきたいですね。
そこでこの記事では簡単に査定できる方法を図解で紹介します。
ただし、注意して欲しいのは下取り価格は査定するディーラーによって異なる事です。
インターネット上で公開されている下取りの相場と実際の価格は異なります。
車を売るときに損をしなためにも下取りに関する正しい知識とポイントや注意点を合わせて紹介します。
※目次です※
下取り相場の調べ方
インターネット上で下取りの相場を調べるには下記のようなサイトがあります。
・トヨタ自動車下取り参考価格情報
・日産 下取り参考価格シミュレーション
この二つの大手自動車メーカーである「トヨタ自動車」と「日産自動車」は全国に展開する正規ディーラーの下取りデーターを基に参考価格を算出しています。


自動車メーカー以外の下取り相場情報を提供しているサイトでは、独自の下取り相場を紹介しています。
そのため、業界全体の相場ではないので注意が必要です。
以下の条件でシミュレーションします。
トヨタ アルファード
年式:平成27年(2015年)
グレード:240G(7人乗り)
トヨタ下取り参考価格情報の使い方
トヨタ下取り参考価格情報にアクセスして、あなたが現在乗られている車の下取り価格がどのくらいかを調べる方法を紹介します。
ステップ1:メーカーを選択してください
ステップ2:車名を選択してください
ステップ3:年式を選択してください。
どれも「▼」をクリック、もしくはタップする事で選択できます。
以上を選択したら「同意の上利用する」を選択します。
ボディタイプ・モデル選択で形式を選びます。
グレード・仕様を選択します。
以上の手順でシミュレーション結果が表示されます。
日産 下取り参考価格シミュレーションの使い方。
日産 下取り参考価格シミュレーションにアクセスして、あなたが現在乗られている車の下取り価格がどのくらいかを調べる方法を紹介します。
ステップ1:メーカーを選択
ステップ2:車種を選択
ステップ3:年式を選択
ステップ4:グレード/詳細仕様を選択
以上の手順でシミュレーション結果が表示されます。
しかしながら下取り参考価格が出ない場合があります。
トヨタでは一つの価格だけの表示で日産では価格に幅があるのか
トヨタと日産では簡単なステップで車の下取り査定が表示されます。
トヨタでは相場が1つの価格ですが日産では幅が出てしまいます。
この違いが気になるかと思いますが、気にしなくてもいい事です。
トヨタではプラス要素とマイナス要素を盛り込まないで平均な下取り相場を公表しています。
日産では車種やメーカー、年式、グレードなどから上限と下限の目安がわかりやすいように表示されています。
これらのサイトではあくまでも過去の実績を基に算出したデータですので、実際に表示された価格で下取りできる保証はないものです。
年数別下取り査定の相場
車を下取りの査定に出すときに、新車から数年でで査定額が変わりますね。
3年落ちと5年落ちでは異なります。
10年落ちの車では下取りできるかわからないという方も少なくありません。
では相場はだいたいどれくらいになるのでしょうか?
3年落ちの下取りの相場はそれくらいが妥当?
新車の価格は新車登録からわずか1年でも当初より下がってしまいます。
そのため見た目はまだ新しくとも3年落ちの車では大きく下がってしまいます。
不人気の車種の場合は新車価格の40%前後にまで下がると言われています。
人気車の場合では新車価格の55%程度の価格になると言われています。
もっともリセールバリューは車種ごとに違いますのであくまでも目安です。
リセールバリューが高い車種の場合は新車価格60%以上の値段で査定されるケースがあります。

5年落ちの下取りではどれくらいが妥当?
通常車は3年目で一度車検を受けて5年目に2度目の車検を受けなければいけません。
5年落ちの車ということは2度目の車検前ということになり、多くの方が車を売るタイミングでもあります。
売る理由は様々ありますが、5年までが車がそれなりの価格で査定される限界の年だと言われていることが理由という方が多いです。
5年落ちになると新車価格から20%〜50%になると言われています。
人気のある車種の場合は50%以上で査定されることもありますが、ごく一部の車種です。
10年落ちでも下取りしてもらえるの?
10年落ちになると下取りされないのではと不安になってしまいますよね。
結論から言いますと、10年落ちでも下取り査定してもらえます。
中古車業界では10年落ちという言葉が一つの目安になっていますが、その理由はタイミングベルトなど消耗品部品の交換時期になる可能性が高いからです。
近年では10年落ちでも車種やメンテナンスによって状態がしっかり保たれていれば高額な査定がされることもあります。
基準としては以下のようなものです。
・人気の車種
・状態がいい車
・走行処理が短い車
・フルモデルチェンジ前の車
下取りと買取の違い
車を売って新しい車を購入資金の足しにしたいときには下取りの他に買取で売る方法があります。
この二択は同じように見えるかもしれませんが、実は全く異なるサービスです。
下取りは新車や中古車を購入するときの販売サービスです。
買取は不要になった車を売るときに受けられる買取サービスです。
この二つの選択をすることで結果は大きく変わります。
事前に車の下取りと買取の違いを把握し、自身に再駅な方法を理解しておきましょう。
下取りとは
下取りは新しく車を購入する上で、ディーラーに今まで乗っていた車を引き取ってもらう方法です。
下取りの場合は購入する上で利用できるサービスで、買取のみの依頼はできません。
当然のことですが、下取りの場合は車を購入するディーラーにのみ限定されます。
注意点としては、下取りはディーラーが車を中古車として再販することを前提としていないのでサービスに乏しいです。
あくまでも新しく車を購入する上でのサービスの一環と思ってください。
買取とは
買取は今まで利用していた車を買取店に買い取ってもらうことを言います。
そのため、以来するお店を自由に選ぶことができます。
中古車の高額買取に特化したサービスの専門店が全国に多数存在しています。
買取では様々なお店に査定してもらって、一番高く売れるお店で売ることができます。
ネットで公開されている下取り参考価格と実際の価格は異なる
先に紹介した方法でトヨタや日産の大手自動車メーカーでインターネット上で公開されている下取り価格は実際の価格と異なります。
こちらのシミュレーションでは車種、メーカー、年式、グレードは選択できますが走行距離までは選択できません。
ネットの下取り参考価格は品質の良い車をベースにしていることがほとんどです。
また、下取りした車をオークションに出品するための人件費や、販売業務を委託する他業者への費用など手数料が下取り価格から差し引かれます。
ネットの下取り参考価格である程度の金額があっても、結果それが0円になるなんてこともあります。
実際はトヨタや日産の公式ページでも注意点として下取り参考価格と実際の価格では大幅にかけ離れる場合があると注意点を出しています。
車を高く売るなら買取業者が必須
車を高く売るなら高い価格基準が設けられて、買取店を選ぶことで下取り相場以上の高額査定を可能にしてくれる買取業者がおすすめです。
中古車買取相場は買取業者の実績ベースでの高い価格帯です。
買取業者は販売ネットワークが広いことが強みで、日本製の中古車を需要の高い海外へ販売している業者も少なくありません。
10年落ちの低年式車や走行10万kmの過走行車は寿命と認定されていますが、実はこれ日本くらいなんですね。
日本の自動車は世界でもトップクラスの技術で、それに加え世界で最も厳しい車検制度をクリアしているので品質が保証されています。
海外では日本者が飛ぶように売れ、日本での中古車市場の相場よりも高く売れることがあります。
そのため、買取業者に査定してもらえば下取りよりも高額な査定がつきやすくなるんですね。
買取業者には無料出張査定や現金買取、代車サービスなど充実した買取サービスが用意さてているところもあります。
まとめ
車の下取りの査定の相場は、トヨタや日産の大手自動車メーカーのインターネットサイトである程度のことがわかります。
しかしこれはあくまでも目安になりますので実際の金額は大きく下回る場合があります。
査定基準が車種やグレードなので曖昧なんですね。
車を売るのであれば買取業者がおすすめです。
買取業者であれば下取りの査定よりも大きな金額をつけてもらえることが多いです。