【やった方がいい？】車の6ヶ月（半年）点検にかかる費用と時間は？

6ヶ月点検の費用と時間は？

新車をディーラーから購入して6ヶ月（半年）が経つ頃に6ヶ月点検のハガキが届きますよね？

車は2年毎に行われる車検が義務付けられていますけど、それ以外にも6ヶ月（半年）点検と12ヶ月（1年）点検があります。

6ヶ月点検か〜出費が出るのも嫌だし時間がかかりそうで嫌だな〜

カモくん

ワシ

ディーラー系列の販売会社で新車や中古車を買うと店員さんに勧められ、半年・1年・2年点検と車検とセットでやる場合がベター。

6ヶ月点検がどのようなものなのか、費用や時間がどの程度なのかわからないですね。

この記事では車の6ヶ月点検にかかる費用と時間について解説します。

6ヶ月点検の項目と費用、点検時間

6ヶ月点検の項目・費用・時間

車の6ヶ月点検は基本的には新車購入後に行う定期点検のことです。

車をベストコンディションで乗るためには車を定期的に点検する必要があります。

点検の項目は以下の通りです。

室内

・ブレーキペダルの遊びや踏み込んだ時の床板との隙間

・ブレーキのきき具合

・パーキングブレーキレバー（ペダル）の引きしろ（踏みしろ）

・パーキングブレーキのきき具合

・クラッチペダルの遊びや切れた時の床板との隙間

・クラッチの作用

エンジンルーム

・パワーステアリングベルトの緩みや損傷

・点火時期

・排気ガスの状態

・ファンベルトの緩みや損傷

・スパークプラグの状態

・エアクリーナーやエレメントの汚れ及び詰まり

下まわり

・ブレーキホース、パイプの漏れや損傷、取り付け状態

・エンジンオイルの漏れ

・シャシ各部の給油脂状態

・トランスミッション、トランスファのオイル漏れや量

・プロペラシャフト、ドライブシャフトの連結部の緩み

・デファレンシャルのオイル漏れや量

足まわり

・ブレーキドラムとランニングと隙間

・ホイールのボルトやナットの緩み

以上の項目を点検します。

大事な部分なので、できれば初期不良などを考慮し点検を行ってもらった方がいですね。

点検の費用っていくらかかるのですか？

カモくん

ワシ

ディーラーからのハガキに無料って書いてあるんじゃないか？

ホントだ！やったね☆

カモくん

ワシ

だけど、費用が請求されることもあるから注意するんだ。

6ヶ月点検の費用は無料だけど費用が請求される場合もある

気になるのは6ヶ月点検にかかる費用ですね。

6ヶ月点検は義務では無いので、お金がかかるのならやりたく無いというのが本音でしょう。

安心してください。

6ヶ月点検の費用は基本的には無料です！

基本的には点検費用はディーラーが負担してくれます。

しかし、6ヶ月点検に行ったら費用が請求されたという声があります。

なぜこのようなことになったのかと言いますと、それはオイル交換など有料の整備を承諾したことです。

そのため、無料だからと油断しないで書類はよく目を通しておくといいでしょう。

6ヶ月点検にかかる時間は１時間くらいが目安

6ヶ月点検は無料ですが、時間がかかるようなら行きたく無いと思いますね。

特に男性は行列に並ぶのも苦手な方が多いので、時間がかかるのならめんどくさいと思ってしまうでしょう。

6ヶ月点検にかかる時間の目安は30分〜１時間程度です。

予約をしていればスムーズになり、基本作業そのものは30分程度で記録簿までの記入まで出来ます。

オイル交換などの追加作業があれば10分や20分と伸びていきますので、１時間見ておくといいです。

ワシ

購入した場所の担当者から事前に電話してくるケースが多いです。そこで予約したほうが待たずに済みます。

待合室がある場所があれば本などを読んで待っている人が多く、基本的には暇になりますので暇つぶしのものは何か用意しておくといいでしょう。

12ヶ月点検（1年）点検と費用は違うの？

1年点検と6ヶ月点検の違い

車には1年点検というものがあります。

こちらは6ヶ月点検とは違って法定点検なので法律で義務付けられています。

ワシ

6ヶ月は任意だけど1年は絶対ってことですよ。

1年点検は道路運送車両法第48条に基づいて車を安全・経済的に使用するために点検と怠ってはいけないいう考えでこのような義務があります。

12ヶ月点検（1年）点検の項目

12ヶ月点検は法定点検なので任意の6ヶ月点検とは内容に違いがあります。

特にエンジンルームの点検内容が濃くなっています。

室内

・ブレーキペダルの遊びや踏み込んだ時の床板との隙間

・ブレーキのきき具合

・パーキングブレーキレバー（ペダル）の引きしろ（踏みしろ）

・クラッチペダルの遊びや切れた時の床板との隙間

エンジンルーム

・エンジンオイルの漏れ

・トランスミッション、トランスファの油量や油漏れ

・ファンベルトの緩みや損傷

・パワーステアリングベルトの緩みや損傷

・ブレーキマスタシリンダの液漏れ

・点火プラグの状態や点火時期、ディストリビュータキャップの状態

・バッテリーターミナルの接続状態

・排気ガスの状態

・エアクリーナーやエレメントの汚れ及び詰まり

・冷却水の漏れ

下まわり

・ブレーキホース、パイプの漏れや損傷、取り付け状態

・ホイールシリンダやディスクキャリバの液漏れ

・エキゾーストパイプマフラー遮断版のゆるみや損傷

足まわり

・タイヤの空気圧や亀裂、溝の深さ等

・ホイールのボルトやナットの緩み

・プロペラシャフトやドライブシャフトの連結部のゆるみ

ワシ

このように6ヶ月点検とは点検項目に違いがありますので、12ヶ月点検だけでなく6ヶ月点検も行っておくといいでしょう。

12ヶ月点検（1年）点検の費用

12ヶ月点検は法定点検なので費用がかかります。

かかる費用は車のサイズによって違い、大きい車ほど費用が高くなります。

以上のはディーラーで点検を受ける場合の料金の例です。

故障などで大きな費用を支払うよりかはしっかりと点検してもらった方が安全で経済的です。

ワシ

20000円以内で大きい車両も済むので、費用負担はそこまで掛からない。故障や2年車検で費用を大きくしたくない場合は嬉しい

6ヶ月点検はどこでやればいいの？

6ヶ月点検はどこでやってもいいの？

6ヶ月点検は任意点検で基本的に無料で行われるものです。

オイル交換など有料のものを受ければもちろん費用がかかりますが、それは仕方ないことです。

時間は30分から１時間程度で終わりますが、一体これをどこで行えばいいか分からない場合がありますよね？

点検は町工場みたいなところでやってもいいのか気になります。

カモくん

ワシ

実はどこでやってもいいけど、ディーラーでやってもらうのがベストですよ。

6ヶ月点検はディーラーでやるべき

車の6ヶ月点検をしてもらうのに家から近い方がいいなと思いますよね。

車の6ヶ月点検は基本的にはどこでやってもいいですが、基本的には車のディーラーでないと意味がないです。

ディーラーだと無償点検修理が含まれるので無料でやってもらいたいならディーラーにやってもらうといいでしょう。

また、ディーラーが指定した業売店なら作業をやってもらえます。

これはディーラーがメーカーに請求したお金で点検を行っているものなので無料になるという仕組みです。

ディーラーじゃないと無料でやってもらえない

例えばあなたの家の近くに町工場がある場合にそこでやってもらいたいと思いますよね。

どうしてもディーラー指定なのは納得いかないなんてこともあるのではないでしょうか。

結論を言いますと、町工場でも出来ますがその場合は無料になはなりません。

先ほども解説した通り、車の6ヶ月点検は費用をディーラーがメーカーにお金を請求しています。

これによってディーラーは少なからず利益を得ていますので点検が無料になるわけです。

また、何か不具合があった場合にはディーラーでやらないと保証が効かないのでディーラーで6ヶ月点検を行うことをお勧めします。

まとめ

新車の6ヶ月点検は無料で行えます。

少時間は１時間程度ですが、あらかじめ予約をしておけばスムーズに進みます。

オイル交換などをする場合は追加で費用を支払うことになり、その分時間も増えます。

待っている間は何もすることがないのであらかじめ本など暇つぶし道具を持っていくといいでしょう。

また、点検の場所はディーラーが指定したところで行いましょう。

ディーラー指定の場所でないと無料にならなかったり、何かあった場合に保証がありません。

6ヶ月点検は任意で行うものですが、無料なので愛車を守るためにも行ってみてはいかがでしょうか。

各車種の8年～13年落ちの買取相場